M.M 水夏〜suika〜 舞台探訪レポ
「幕間」編
<2016/6/26(日) 18:00>
皆さまお久しぶりです。
過去に水夏の舞台探訪を行ってから、
かれこれ6年経過しております。
6年経過して久しぶりに更新しております。
今回このタイミングで更新したのには勿論理由があります。
かつて私は水夏の舞台を求めて神奈川県小田原市へと足を運びました。
「はじめに」編でも書かせて頂きましたが、
水夏には明確に使われたシーンはありません。
あくまでシナリオライターである御影氏の故郷がこの神奈川県小田原市であり、
その慣れ親しんだ景色をモチーフにしただけであります。
その為このレポートは聖地巡礼とはせず舞台探訪と名乗り、
実際に使われたシーンは無くとも作品の雰囲気を追う事を目標にしておりました。
そしてその目標は6年前にかねがね達成され、
とりあえずの区切りにしようと思っておりました。
ですが、
実は6年前に舞台探訪をした時にもう1つの目的がありました。
これについてはこれまでここで記してきませんでした。
それだけ私にとって大事な目的であり、
達成されるまで秘めておこうと思い記してきませんでした。
ですがあれから6年たっていよいよその目的が達成できる目処が立ちましたので、
今回「幕間」編と称して説明すべく筆をとりました。
2002年9月19日に一冊の本が発行されました。
それがこちらです。
「水夏&WATER SUMMER 夏の想い出ガイド」という本です。
水夏という作品は2001年にCIRCUSによってPCソフトとして発表されたのですが、
2002年にPrincess Softによってコンシューマ化されDC版とPS版として発表されました。
DC版は水夏の名称ですがPS版はWATER SUMMERという名称です。
PC版との違いは18禁から全年齢になった事と一部CGが追加された事、
そしてサブシナリオが追加された事です。
ライターは同じく御影氏が担当されており、
作品の雰囲気はPC版と殆ど変わらないものとなっております。
「水夏&WATER SUMMER 夏の想い出ガイド」はそんな移植版水夏のファンブックであり、
中身的には攻略チャートや声優さんのインタビュー、
そして特典CDと非常に豪華なものでした。
そして、
この中には見開き1ページで非常に興味深い記事が乗っておりました。
それがこちらです。
「メデスといっしょ」と称されたコラムでして、
ラズベリー編集部の方と御影氏で一緒に舞台となった小田原や箱根を巡るといったものです。
これでもう私の舞台探訪ももう1つの目的は分かりましたね?
そうです。
もう1つの目的は、
このメデスといっしょに写っている学校や神社を探す事だったのです。
水夏の公式ビジュアルファンブックのインタビュー記事やこの夏の思い出ガイドのメデスといっしょで、
小田原である事や箱根登山鉄道の沿線である事は分かっておりましたので、
水夏の雰囲気を味わうとともにこれと同じ景色を探す事を目標としておりました。
ですが結果として写真の景色は見つからず、
半ば諦めた状態でここまで放置しておりました。
ですが6年前にこの水夏舞台探訪をアップしてから、
何人かの聖地巡礼をされる方から連絡を頂きました。
そしてその方々からの情報などを元にGoogleで再び舞台を探してみて、
ついに写真と同じ場所を見つけました。
6年越しの夢が叶うという事で再び腰を上げる決意をした訳です。
という訳で前置きが長くなりましたが、
次回はいよいよこの夏の思い出ガイドに書かれている箇所に行こうと思います。
場所そのものは半年以上前に見つけていたのですが。
水夏は夏の作品ですので7月になるまで待っていました。
やっと夢が叶います。
こんな日が来るとは思っても見ませんでした。
この場所を教えるヒントを下さった方々に最大限の謝辞を評して。
次回「夏の思い出」編!
乞うご期待!
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