M.M 西暦2236年、聖地巡礼レポ
「3日目 赤倉温泉」編
<6/27(土) 13:50>
それでは苗名滝を出発します!
前のページでも書きましたが、
マスター夫妻が迎えに来てくれたタイミングで調度雨が降ってきました。
ようやく本来の天気予報通りの空模様になり、
割とまとまった雨になりましたので本当に間一髪でした。
いやいやラッキーですよ。
一日雨の予報なのにいもり池と苗名滝を雨に打たれず回れるなんて本当に奇跡ですね。
<6/27(土) 14:30>
という訳で再びモン・セルヴァンに帰ってきました。
他にも妙高高原の観光スポットはあるみたいですが、
雨が降ってきた事と今の季節では見れないスポットである事もあり、
夕方まで自室で休憩することにしました。
ちなみにモン・セルヴァンの中にはたくさんの本があります。
それは妙高高原の歴史を記した本もあれば、
一般的な植物の生態を記した図鑑、
妙高山を始め日本の著名な山について記した本、
芥川龍之介やヘミングウェイなどの文豪の小説、
そしてたくさんの漫画など多岐に渡ってました。
正直私では1ヶ月程度では読みきることは出来ない量です。
この蔵書量であれば外に出ないで一日引きこもって読んでいても絶対飽きませんね。
そういった過ごし方もまた高原の楽しみ方なのかも知れません。
<6/27(土) 16:30>
そして気が付けば夕方になってました。
最初は何冊か本を読んでいたのですが、
気が付けば寝落ちしていました。
まあ朝から歩き通しでしたので実際のところ疲れていたのかも知れません。
実はモン・セルヴァンに到着した時に、
マスター夫妻から「温泉に行きませんか?」という話がありました。
その温泉は勿論すぐそばにある赤倉温泉です。
勿論二つ返事で了解した私でした。
その出発時間がこの16:30でした。
ちなみに今回行った温泉ですが、
(C) 2015 Google
左の赤四角で囲んだお宿ふるやです。
なんとこのお宿ふるやでは宿泊者ではない方でも500円で温泉に入れるサービスを行っておりました。
あらかじめマスター夫妻が予約してくれて、
スムーズに手続きする事が出来ました。
そしてこちらがお宿ふるやです。
夕方ですが比較的多くの方が温泉に浸かっており、
やはり温泉目当てで宿泊している方も多くいるんだなと思いました。
ちなみに赤倉温泉の湯は硫酸塩・炭酸水素塩温泉という事で、
神経痛や筋肉痛への効果が大きいという事です。
今回ちょうど巡礼で歩きっぱなしだった私にとってピッタリの温泉ですね。
実際足の裏や太もも辺りにじんわりとお湯が染みていく感覚があり、
ちょっとした痛みとそれ以上の気持ちよさに包まれました。
<6/27(土) 17:30>
という訳で1時間たっぷりと温泉に入ってました。
体を洗ってから室内風呂→露天風呂→室内風呂→露天風呂→室内風呂と何度も行き来してた気がします。
ちなみに温泉は最上階にありました。
左側にある簀子のところが調度露天風呂です。
今日はあいにく曇り空でしたが、
晴れた時の景色はさぞ絶景なのだろうと思いました。
<6/27(土) 18:00>
そして再びモン・セルヴァンに戻ってきました。
少し部屋でゆっくりして夕食となりました。
本日の夕食です!
ご覧下さい!
お肉ありお魚あり野菜ありと本当にボリューム満点です!
しかも出来立てですのて温かく胃に溶けていくのが分かりました。
ちなみに昨日宿泊していたカメラマンの御一行はそのままチェックアウトしたという事で、
本日は私一人でした。
それでも今日一日回った観光スポットの話をしたり別の季節の妙高高原の話をしたり、
会話はいつまでも途切れることはありませんでした。
食後にはデザートも出ました!
<6/27(土) 20:00>
食事が終わってからはまた暫く自室でゴロゴロしたり本を読んでました。
そして今回折角妙高高原に来たという事で、
少し妙高山について勉強してみようと思い、
この本をずっと読んでました。
深田久弥氏著の日本百名山です。
この本は深田久弥氏が実際に全国の500の山を登り、
そこから独自の基準で厳選した山が100紹介されております。
出版されたのは何と1964年という事で、
今から50年も昔に書かれたものだという事に驚きました。
やはり自分が登った山から選んだという事で文章に説得力があり、
この人が選んだんだから間違いないと思わせる力がありました。
ちなみに深田久弥氏はなんとここ妙高山で初めてスキーに触れたのだそうです。
日本のスキー発祥の地というのは本当のようで、
久弥氏にとっても馴染み深い山のようです。
なるほど。
やっぱりスキーに来ないとダメなんですね!
俄然季節を変えて来てみたいと思いました。
<6/27(土) 21:00>
という訳でこれにて3日目は終了となります。
実際の聖地巡礼としましては午前中のサンモリッツペンション村の散策のみでしたが、
普通に妙高高原の観光も出来てとても充実してました。
何度かこのレポでも書いておりますが、
大事なのはヨツバが少した舞台の雰囲気を感じる事です。
だから妙高高原の観光スポットを回る事は私にとって立派な聖地巡礼でした。
この部屋に宿泊することも聖地巡礼です。
もう言ってしまえば妙高高原に居る事が聖地巡礼ですね。
とても贅沢な時間を過ごさせて頂きました。
そしてそんな聖地巡礼も明日が最終日です。
もう一箇所マスター夫妻が進める観光スポットを紹介します。
明日で終わるのは寂しいですが、
思い立てば来れる場所ですのでその時を楽しみにしますね。
それではオヤスミナサイ。
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…今回は写真も殆どなく、
3日目を終えるまでの様子をサッとまとめた感じになりました。
観光スポットを回るのはもちろん楽しいですが、
今回のような日常的な時間の過ごし方もまた、
ペンションの楽しみ方だなと今更ながら思っております。
それでは、次へお進みください。
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