M.M 西暦2236年、聖地巡礼レポ
「3日目 苗名滝」編
<6/27(土) 12:40>
それではいもり池を出発して次の観光スポットへ行きます!
ちなみにマスター夫妻とはあらかじめ12:30にいもり池で待ち合わせしました。
私がお昼を食べ終わる時間を加味してくれて本当にありがたいです。
まるでタクシーのように使ってしまって恐縮でしたが、
そこはマスター夫妻の人柄に甘えることにしました。
それではこのページで回るエリアを紹介します。
(C) 2015 Google
上の緑四角で囲んだところがモン・セルヴァンのあるサンモリッツペンション村です。
中央の青四角で囲んだところがいもり池です。
そして今回散策するのは下の赤四角で囲んだ苗名滝というところです。
(C) 2015 Google
苗名滝は新潟県と長野県の県境を流れている関川にあります。
日本の滝百選にも選ばれており、
落差55mの瀑布は相当の迫力があります。
地図をご覧のとおり等高線の間隔が狭く、
関川が調度谷になっていることが分かります。
また苗名滝は左の赤四角の場所ですが、
車で行けるのは右の青四角の場所までで滝までは歩かなければいけません。
ちょっとした登山覚悟で向かいました。
<6/27(土) 12:50>
という訳で苗名滝直近の駐車場に到着しました。
いもり池はまだ高原の中という佇まいでしたが、
苗名滝に近づくにつれ平地はなくなり気が付けば山が迫ってました。
同じ妙高高原でありながら様々な見所があり楽しいですね。
ちなみに苗名滝までは徒歩15分程度だそうです。
思ったより距離はありませんね。
これでしたらちょっとした散歩のような感覚で行けそうです。
そして苗名滝への道を歩き始めると、
いきなり大きな吊り橋が現れました!
そしてすぐ隣を見れば、
巨大な堤が現れました!
記録によると、
かつて大雨でこの関川が氾濫し大量の土砂が下流に流れたそうです。
それを阻止するために作られたのがこの堤だそうです。
って書いてありました!
その他周辺の写真です。
そして堤の頂上にたどり着いて振り返りますと、
ついさっきいた駐車場があんなに小さいですね!
たった数分でこれだけ歩いてきました。
それでも苗名滝までの道のりはここからが本番です。
何故なら再び前を向きますと、
もう完全に山道になっているからです!
ちょっとした散歩とか思っていた数分前が懐かしいです。
少し気合を入れ直して登り始めました。
ですが、
更に道が険しくなりました!
いやいやこれ本格的に登山でしょ!
思い返せば駐車場に無料で杖を貸し出すサービスがありましたよ。
この道だったら確かに納得ですね。
もうね、
岩とかすごく大きいんですよね。
なる程確かに過去に大きな洪水があった事を感じさせます。
そしてようやく遠目に苗名滝が見えてきました!
まだまだ距離がありますのでどんどん歩いていきますよ!
ちなみに途中山水が湧き出ていたのですが、
触ってみたら驚く程冷たかったです。
この水だったら飲めそうですね。
そしてようやく苗名滝に到着しました!
メチャメチャカッコイイですね!
滝もそうですけど周辺の岩肌とかの景観!
なんか竜とか普通に顔出してきそうです!
そして歩行路の終点にたどり着きました。
苗名滝の由来は地震のような轟きから来ているみたいです。
地震の事を昔はなゐと呼び、
そこから転じて苗名滝となったという事です。
確かに納得の風景と轟音でした。
これは是非誰もが見てみて欲しいですね。
ですが、
途中実はもう少し進める道があったのです。
折角なのでもっと近くで苗名滝を見たいと思い、
更に足を進めました。
そうしたら、
なんじゃこの道は!
この丸太の上が道ですよ!
完全にジャングルじゃないですか!
一歩足を滑らせたら水浸しの恐怖がありましたが、
ここまできて後には引けないと思い頑張りました。
そしてその先には、
うおおおおおおおおおおお!!!!
近いいいいいいいいいいいいい!!!!
苗名滝を最高のアングルで撮ることが出来ました。
流石にこれ以上近くは無理そうでしたが、
とりあえず途中引き返さずここまできて良かったと思っております。
という訳で苗名滝でした。
流石は妙高高原を代表する観光スポットです。
いもり池はじっくりと散策するスポットでしたが、
苗名滝はただその荘厳な姿に圧倒されるスポットですね。
<6/27(土) 13:30>
そして再び麓の駐車場に帰ってきました。
帰りは下り道でしたので体力的には余裕でしたが、
足腰的には割としんどかったですね。
そして調度甘いものでも食べたいと思っていたところですが、
自家製アイスクリームがあるではありませんか!
どうやら近くにある牧場の牛から取れた乳を使用しているみたいです。
これは食べない手はありませんね!
小振りでしたが香りがとても強く、
濃厚な風味が口いっぱいに広がりました。
疲れた体には最適でしたね。
という訳でこれで苗名滝の散策は終了します。
賞味1時間弱の滞在時間でしたが、
苗名滝そのものの迫力も見事であり、
合わせて周りの風景も荘厳で心が洗われるようでした。
これだけの滝が歩いて15分の近さで見れるのですから最高ですね。
それでは再び移動します。
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…この後マスター夫妻とは14:00に待ち合わせしたのですが、
調度アイスを食べている時に雨が降ってきたのです。
本当ギリギリのタイミングでした。
あの山道でしたので、
雨が降っていたら全然歩きにくくなっていたと思います。
もう本当に運が良いとしか思えませんね。
それでは、次へお進みください。
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