M.M まいてつ、聖地巡礼レポ


「4日目 芳野旅館チェックアウト」編


<2018/11/3(土) 6:30>




それではいよいよまいてつ聖地巡礼の最終日を始めて行きます。
時刻は6:30で、
朝食が7:00からにしましたのでそれまでの間に温泉に入ってました。
チェックインした一昨日から数えて、
もう何度入ったか分からないくらい入ってましたね。







朝食も品数が多く、
地元の素材をふんだんに使用した料理がとても温かかったです。


チェックアウト前に、
改めて芳野旅館について紹介したいと思います。


芳野旅館は明治42年に料亭として創業されました。
人吉駅建設に関わった政治家や材木商をもてなす事で栄えていたそうです。
その為、
旅館の至る所に歴史を感じさせる面影が残っており、
またそれを解説しているファイルが各部屋に置いてあります。







チェックアウト前に改めて読んでみたのですが、
芳野旅館は全ての客室で作りが異なっているそうです。
それは使用している材木一つとっても意匠が感じられました。







例えば私が泊まった12号室ですが、
壁に使われている材木に不自然な穴が開いております。
これはかつて球磨川下りで使用していた船の内張りで使用していた材木なのだそうです。
始めは唯のデザインかと思ってましたが、
歴史を感じさせる作りになっているんだなと感動しました。



    


    


    


    


    


    



改めて部屋全体を見渡してみますと、
銃弾が撃ち込まれたような穴や、
刀傷のような切れ込みがありました。
かつてこの部屋で政治的な何かがあったんですね。
そういったものをそのまま保存する心意気
それらに気付く感性を養いたいと素直に思いました。







そして芳野旅館は人吉有数の日本庭園を持っております。
折角ですので私も見させて頂きました。



    


    



朝の誰もいない庭園を独り占め出来るこの贅沢な時間!
多少の寒さもまた趣に代わる魅力を持っておりました。


という訳でこれにてチェックアウトです。
非常に贅沢な2泊をさせて頂きました。
もしまた人吉に来る機会がありましたら、
必ずや芳野旅館さんにお邪魔させて頂こうと思いました。
その時には、
是非今回とは違う部屋に泊まってみたいですね。


本当にありがとうございました!










実際のところ、
前日のくま川下りも芳野旅館さんに手配して頂いたんですよね。
当初は乗るのを諦めていましたので、
宿泊する以上にお世話になってました。
温泉には本当に何回も入りましたし、
今度は夕食含みでお邪魔しようと思います。


それでは、次へお進みください。


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