M.M 当HPにおけるネタバレの考え方について


 ここでは当HPにおけるサウンドノベルのレビューについてどのようにネタバレ無しとネタバレ有りを区別しているかについて書いております。ネタバレの考え方という物はどのような場面でも付きまとう難しい問題ですので、とりあえず当HPではどのようなスタンスなのかという事についてまとめてみました。ネタバレの区別の仕方だけではなく、ネタバレの考え方やネタバレという不幸な事故を防ぐために大切な事についても触れておりますので興味があればご覧になって下さい。



・基本的には公式HPに書かれていない事はすべてネタバレである。


 ネタバレであるかネタバレで無いかの最も基本的な境界は公式HPに書かれているか否かであると思います。シナリオ紹介もキャラクター紹介も公式HPに書かれている内容の範囲内であれば確実にネタバレになることはありませんし、誰かに「この文章はネタバレではないか?」と言われても公式HPに書いてあるという事が担保になります。そういう意味でもレビューを書くに当たり私は絶対に公式HPに書かれている内容を見比べながら推敲してネタバレなしのレビューを仕上げていきます。


・作品に対する単純な感想はネタバレと考えてはいけないと思う。


 ですがそれだけですとレビューサイトとしての意味がありません。公式HPに書かれている内容のみを気にして作品の紹介を書くのであれば、初めからレビューなど見ずに直接公式HPを見に行けばいいわけです。そういう意味でも作品に対する単純な感想はネタバレだと考えてはいけないと思っております。ここで言っている「単純な」という言葉がちょっと曖昧な要素ではありますが、例えばこのキャラクターの性格が魅力的だったとか背景が鮮明だったとかBGMが穏やかだった位であればネタバレではないと思います。というよりもこんなレベルの単純な感想であればネタバレになりようがありませんね。


・例えネタバレな内容であっても、誰かがネタバレだと言わなければネタバレにはならない。


 ですが上記で書いた単純な感想であってもプレイ前の方とプレイ後の方では受ける印象が全く違ってくると思います。そしてここがミソだと思うのですが、キャラクターの印象がHPの紹介文と実際にプレイした後で180°変わっているという事はよくある事だと思います。こんな時の私はプレイを始めたばかりの印象でネタバレ無しの文章を書いております。これ、プレイ済みの人が見れば「このレビューは嘘つきだ!」「本当はこんなキャラじゃない!」と思う事と思います。実は、誰かがこれを言った瞬間にネタバレ無しのレビューがネタバレになってしまうんですよね。言わなければプレイ前の人はネタバレだと思う事はありません。プレイ後結果としてネタバレ無しで書かれている内容と違っていて、結果として騙されたと思われる人がいるかも知れませんが、そこはプレイした人だけが理解できる特権という事で了承して頂ければと思います。


・ネタバレなしのレビューでは例え話ができない。


 これはレビューを書いている人であれば誰でもぶつかる課題であるとは思うのですが、ネタバレ無しのレビューでは当該の作品に対するネタバレを気にすればいいという訳ではなくその他の作品のネタバレにも気を使わなければいけません。例えば「このキャラクターの性格は○○の作品の△△というキャラクターに似ている」と書いたとすれば、レビューを読む人にとって○○という作品を知っていると知っていないとで印象がガラリと変わってしまいます。また逆に○○という作品をプレイしていない人にしてみれば、△△というキャラクターの印象に先入観を与えてしまうことになりかねません。そういう意味で、私はネタバレ有る無しの両方のレビューに対し例え話を用いておりません。それでも例え話を加えたい場合は事前に「このタイトルのネタバレがあります」と断っておりますので参考にして頂ければと思います。


・作品に対する感想を書かなければレビューにはならないというジレンマ。


 という訳でネタバレ無しのレビューを書く際は色々と制約があるのですが、これの為に殆ど自分の気持ちを曝け出せていないという事が実情にあります。まあこればっかりは仕方がないんですけどね。何かうまい解決策があれば良いのでしょうけど、今のところはこのスタンスですね。もはやネタバレ無しのレビューを書くという事がレビューになっていないのではないかというジレンマにいつも襲われてますね。それでも作品の雰囲気や良い所については出来るだけ伝わるように書いていると思っておりますので、あくまでプレイ前の参考程度に見て頂きまして、プレイ後は是非ネタバレ有りのレビューをご覧になって頂ければと思います。そっちには思いのたけを綴っておりますので。


・特に設定そのものが壮大な伏線である作品はネタバレなしのレビューには結構配慮する。


 よくシナリオ重視の作品にある事柄ですが、もはやHPに書かれている内容そのものが壮大な嘘でありその伏線が解放された時の驚きを楽しむような作品があると思います。こうなってきますとネタバレ無しのレビューをする事そのものが意味を失ってしまい、ネタバレ無しで何を書いたら良いのやらという事態に陥ってしまいます。もうこういう作品の場合は「とにかくプレイしてみて下さい。ネタバレ無しではとても書くことが出来ない驚きが待っております。」と言い切ってしまっているかも知れませんね。それだけネタバレが厳禁であり、プレイ前であれば出来るだけ前情報を与えたくないという気持ちがあります。いっそのことネタバレ無しを書かないという事もありかも知れません。


・結論…レビュー側も回覧側もある程度の寛容さは必要なのかなと思う。


 結局のところ、レビューサイトを参考にする人はそのレビューサイトの性質をよく理解することが大切なのかなと思います。そしてレビューを書いている方の殆どはネタバレという事に気を使っておりますので、サイトに書かれているネタバレ注意の文字は決して見逃してはいけませんね。そして、人によってネタバレの考え方は様々ですのでレビューサイト側ではネタバレだとは思ってなくても回覧された方はネタバレだと思うケースもよくあると思います。ですがそのネタバレが本当にネタバレなのかはプレイした人にしか分かりません。まずは世の中にある無数のレビューサイトの方々の言葉を信じて、最後には自分の目と耳で作品に対する感想を持てばいいと思っております。そしてレビューサイト側も、ネタバレ無しのレビューを書くに当たっては他のサイトさんの書き方を学んでみる事も大切だと思いますね。折角時間をかけてレビューを書いている訳ですので、誤解が生じては勿体ないというものです。何が言いたのかと言いますと、レビューサイト側はネタバレをしない努力を怠ってはいけないと思いますし、回覧側はある程度のネタバレの覚悟をもたなければいけないという事です。恐らく永久に答えの出ない命題だとは思いますが、双方寛容になる事でよりよいサイト運営が出来ればと思っております。


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