M.M チョコラータ=カルダ


 とある思いつきで、チョコラータ=カルダというイタリアの飲み物を作りました。チョコラータ=カルダとは、その名の通りチョコレートを溶かした飲み物です。カルダはイタリア語で「温かい」と言う意味です。チョコラータ=カルダには生クリームを入れたものやミルクを入れたもの、コーヒーを入れたものまで様々ありますが、今回はシンプルに「チョコレートだけ」で作りました。以下、チョコラータ=カルダを作るに至った経緯と状況をまとめましたので、御覧下さい。

※このレビューには「シンフォニック=レイン」の軽いネタバレが入っています。シナリオの内容など、大きなネタバレはありません




































<12/1(金) 9:30>


 この日私はいつものように2限の授業に出席するために電車に乗っていました。
隣には知人のK氏も一緒です。
ふと、こんな話の流れになりました。


K氏「トルティニタが好きなチョコラータって、どんな味がするんでしょうね?」


さて、このセリフの意味を理解する為に、次のCGを使って解説をしようと思います。









これは
工画堂スタジオが作ったシンフォニック=レインというゲーム中のCGです。
そして、ここにいるヒロインがうわさの
トルティニタ=フィーネで、
手に持っているのが
チョコラータです。


なるほど、確かにその通りだ。
本作中では、
あんな甘ったるいの、よく平気で飲めるな
と主人公が言っていた飲み物です。


チョコラータについて何も知識がない私達は、本文中からチョコラータの味を想像することにしました。




@本文中の記述より
「チョコラータとは、ただチョコレートを溶かしただけの飲み物」

A主人公のセリフより
「こんな甘ったるいの、よく平気で飲めるな」

B本文中の記述より
「一気に飲み干す様子を見て、胸焼けがするかと思った」




…なるほど。多少危険の伴う飲み物のようです。
CGを見る限り、
結構な量です。
これ全てが本当に
チョコレートか?と誰もが疑うでしょう。
そして、ここで私の
悪いくせが発動してしまったわけですよ。


私「作ってみるか!」


知人のK氏は多少驚きつつも企画に参加を表明。
決戦は、本日18:30に向かえる事となりました。


<12/1(金) 18:30>


という訳で、チョコラータを作る事となしました。
材料はシンプルに以下の物を用意。









うん、実にシンプルですね。
とりあえずここだけで
¥300です。
明らかに高い。
ここで私はひそかに思いました。
本当のチョコラータは絶対
チョコレートだけではない!と。
それでも、本編の記述を信じ、いざ調理開始!









まずは少なめにチョコレートを投入。
これから少しずつチョコレートを増やしていく予定です。
はっきり言って
調理も何もない
ただ、これだけです。
こりゃ簡単に終わるな、と私は思っていました。
しかし…









まずい、チョコレートが
固すぎる
スプーンでかき回してもグラスを傾けても、チョコレートが
動かない
この時点で、既に
飲み物になる可能性を失ってしまいました。
明らかに作り方を
間違っている
それでも、本編中の記述を信じ、
のみを投入する事に。









おお!何とか
持ちこたえた
これで何とか形にはなりそうです。


<12/1(金) 18:45>


そんなこんなをしているうちに知人のK氏も到着。
彼の用意した材料を合わせるとこんな感じです。









という訳で、
Meiji VS LOTTEの構図が完成した事になりました。
早速2つのチョコラータを作りに掛かりました。



















チョコレートを入れては粘度を計り、を入れては粘度を計りの繰り返しです。
非常に単純な作業ですが、一つの陰りが見えてきました。


K氏「これ、チョコレート足りなくなりませんか?」


そうなんです。
心なしかチョコレートが
足りない気がするんです。
上の写真の段階で既に
2枚を消費。
これでは例のCGには
到底追いつけない
それでも
粘度調整の水に全てをかけて、最終段階へ。


<12/1(金) 19:15>









そして、ここまで来ました!
早速粘度を計ると…









おお!かなり良い感じだ!
何となく飲み物っぽくなってきました。
ちなみに、用意したチョコレートは…









御覧の通り
綺麗に板チョコを消費しました。
Meltykissは今回はほとんど使用しませんでした。
そして…


<12/1(金) 19:30>









フォーニ「出来たあ!」


おっと!フォーニじゃなかった。
(詳しくはシンフォニック=レインをプレイの事。)


私&K氏「出来たあ!」


完成です!
いやぁ一時はどうなる事かと思いましたが、何とか
形にはなりました
この一杯の中に、
板チョコ3枚分です。
カロリーにして
約1200kcalです。
果たしてどんなに濃厚なのか。


早速試飲です。















ゴクッ!
















・・・・・・・・・・


















!!!!!!!!!!!!

















うわーーーー
















甘〜〜〜い!!














いやぁ本当に甘かったですね。
少なくとも、
一気飲みできるものではありません。


後々調べたのですが、
本物のチョコラータ=カルダは
決してチョコレートonlyではありませんでした。
むしろチョコレートの割合は少なくて、
生クリームコーヒーなどの割合が多い物らしいです。
どうりで甘すぎたわけだ。


下の写真は今回協力してくださったK氏です。









地味に
最初の画像のCGと同じポーズをとらせましたが、
野郎がやっても
ウザイだけですね。


と言うわけで、今回の実験もこれにて終了です。
また良いネタがあったら色々と試してみたいと思います。
それではこの辺で。




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