M.M R-10爆弾カノジョ。
シナリオ | BGM | 主題歌 | 総合 | プレイ時間 | 公開年月日 |
4 | 5 | 5 | 69 | 2〜3 | 2013/9/26 |
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<ドタバタコメディが楽しく、それでいてシチュエーションを書き分けたHシーンに感心しました>
この「R-10爆弾カノジョ。」は、同人サークルである「US8(ユーエスエイト)」から発売されたサウンドノベルです。このサークルを知ったのはC83で島サークルを回っているときでして、この時プレイした「Re;world episode1」という作品が初めてプレイした作品でした。壮大なスケールの設定の中で自分の意思を獲得するという読ませるシナリオでこういった雰囲気の作品を作るサークルなのかなと思っていたのですが、COMIC1☆7での新作はまさかのコメディ抜きゲーでした。その後C84でシーン追加パッチも購入する事が出来ましたのでようやくプレイするに至りました。
この作品の概要ですが、もう正直なところOHPを見たまんまですね。突如自立型のハニートラップ爆弾であるスヴェーダを持ったテロリストが主人公の前にやってきて、偶然の切欠(笑)でそのスヴェーダと半径10m内で生活しないといけなくなったというシチュエーションです。そしてそんなテロリストの野望を阻止しようというNGO(笑)も登場し次々と主人公の前にHなシチュエーションが舞い込んできます。何という分かりやすく2次元であればよくあるシチュエーションなのでしょう。完全にドタバタコメディのノリですね。もう勢いに任せてどんどん読み進めるしかありませんね。
この作品の魅力はやっぱりスヴェーダを始めとしたヒロインの可愛さにあると思います。絵柄も線の濃いハッキリとした色使いでキャラクターの性格を現しているようでそれだけでも魅力的なのですが、パーソナリティもみな素直で可愛げがある人物ばかりです。そしてそれぞれのキャラクターの魅力に即したHシーンが用意されており、同じようなシチュエーションは1つもありません。そしてメインヒロインはスヴェーダという事でHシーンの回数も一番多いのですが、ネタバレになるので詳しくは書きませんがスヴェーダのHシーンの書き分けは正直感心するものがありました。シチュエーションが違うだけではないのです。主人公とスヴェーダの心の持ち様も全然違うのです。是非プレイヤーの方にはそんなシナリオに即して書き分けているHシーンを堪能して欲しいですね。
という訳で割りとあっさりとしたレビューになってしまいましたが、ドタバタコメディ抜きゲーとして非常に安定しており購入する人の狙い通りの内容を堪能できる作品となっております。私でプレイ時間は2時間程度でしたが、その半分以上はもちろんHシーンですので是非その豊富なシチュエーションを楽しんで頂きたいですね。こういうゲームは頭を使わず何も考えないで素直に楽しんだ者勝ちですね。是非プレイヤーの方にもスヴェーダの半径10mから離れられなくなる位に虜になって欲しいと思いました。
現在ネタバレのレビューはありません。見たい方も見たくない方も避難して下さい。