M.M マラゾネス




シナリオ BGM 主題歌 総合 プレイ時間 公開年月日
3 3 - 61 〜1 2015/3/30
作品ページ(R-18注意) サークルページ(R-18注意)



<是非キャラクターに萌えてセリフに笑ってそれら全てを楽しんで欲しい作品ですね>

 この「マラゾネス」は同人サークルである「moarea88」で制作されたビジュアルノベルです。moarea88さんの作品は過去に「戦場ノベルゲームシリーズ1 蜃気楼戦線」をプレイさせて頂き、CG等を駆使しテキスト以外の部分で目を見張る演出をされている作品だったと印象に残っております。ですがその後公式HPにお邪魔させて頂いて、moarea88の真骨頂は実は18禁の作品なのではないかと思うようになりました。という訳で今回レビューしている「マラゾネス」は18禁の作品で最も新しいタイトルであり、名前の通りの直球なエロさに加え真面目さと面白さが詰まった読み応えのある作品でした。

 作品の魅力ですが、もうタイトルの通りでございます。公式HPをご覧になれば分かりますが、とにかくフタナリ原住民とのHなシチュエーションをひたすら楽しめば良いと思っております。そしてこの作品、ふたなり原住民という割とぶっ飛んだ設定ではありますが主人公の思考は割とまともで現実とのギャップも楽しみどころです。ですが所々に突っ込みどころも満載で正直追いつきません。主人公の真面目さとフタナリ原住民というぶっ飛んだ設定、そして当たり前のように叫ばれる淫語の数々、是非キャラクターに萌えてセリフに笑ってそれら全てを楽しんで欲しい作品ですね。

 プレイ時間は私で50分掛かりました。50分ですのでシナリオはほとんどあって無いようなものです。全体の半分以上はHシーンです。ちなみにHシーンのレパートリーはかなり豊富です。公式HPにはフタナリ原住民が主人公の上に載って虐めておりますが、虐められるシチュエーションだけではありません。キャラクター紹介を見ますと双子ロリのフタナリ原住民もいますし、主人公のパートナーは十分魅力的なセックスシンボルを持っております。彼女らのHシーンが無いはずがありませんね。是非自分好みのシチュエーションを探し出して下さい。それがきっと、あなたにとっての密林の大秘宝になるのではないでしょうか。


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以下はネタバレです。見たくない方は避難して下さい。








































<くそったれ!なんだあのくそったれペニスは!!なんだくそ!!僕のより大きい!!>

 もうツッコミどころ満載ですね。マラゾン大河に始まり、おちんぽみるく合唱、白い雨の伝説=シコールとかもう笑うしかありませんでした。個人的にシコールがかなりツボで、暫く声出して笑ってました。笑いながら楽しくプレイ出来て感無量でした。

 正直こんな形のエンディングになるとは思いませんでした。まさかジェニファーがフタナリ化するとは思いませんでした。最大の謎であった密林の大秘宝ですらネタに使うとは、もう本当に恐ろしい作品ですね。最後にはジェニファーと2人で元の世界へ帰ると思ってましたのでこれは意外でした。というよりもこの作品で一番のツッコミどころは、表題の通りジェニファーがフタナリ化した時の主人公のセリフだと思ってます。思わず「そこかよ!」って突っ込んでしまいましたからね。しかも最後までこのネタは引っ張ってましたからね。実に素直で感情移入できる主人公でした。

 そして様々なHシーンがありましたが、やっぱり最後のアマンダとの純愛Hが一番印象に残りましたね。基本戦闘力が高く終始主人公を圧倒していたアマンダの心に芽生えた恋心、もしかしたら恋心とすら呼べない淡い感情だったのかも知れません。それでもアマンダは主人公と最後にH出来て幸せだったのだと思います。もう二度と合うことは出来ませんけど、今回の出来事は彼女にとって忘れられない経験だったと思います。出来れば再び主人公と再会しアマンダにとっての本当の幸せを掴んで欲しいところですが、彼女たちマラゾネスの平穏の為には許されませんね。願わくば、最後まで彼女たちがどこからの迫害も受けずに生活出来ることを祈ります。ありがとうございました。


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