M.M D.C. White Season




シナリオ BGM 主題歌 総合 プレイ時間 公開年月日
6 8 7 B - 2006/5/17
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<良くも悪くも普通のファンディスク>

 「D.C. White Season」は、「D.C.〜ダ・カーポ〜」が発売してから約半年後に発売されたファンディスクで、舞台はタイトル通り冬となっています。主なコンテンツ毎に評価していきたいと思います。

 メインコンテンツの一つとして、「White Season -stories-」があります。これは、原作に登場したヒロインのアフターシナリオとなっていまして、大よそ三十分程度の物です。雰囲気は原作の物と同じですので、「D.C.〜ダ・カーポ〜」が気に入った方なら普通に楽しめる物です。ちなみに、ファンディスクの性質でしょうか、だいぶエロさが増してあります。通常ではありえないシチュエーションが出てきますので、人によってはかなり楽しめるかもしれません。

 もう一つのメインコンテンツとして、「AFTER BANANA」があります。これは、美春がバナナの力で悪に染まってしまった他のヒロインたちを助けるといったシナリオのシューティングゲームです。まあ、シナリオはどうでもいいとして、シューティングゲームとしての面白さは正直微妙です。敵キャラである各ヒロインはデフォルト絵ですが、とにかく画面いっぱいの大きさなので、否が応でも弾は当たります。そして、敵の攻撃も単純ですし、なにより全攻撃を無効化するバリアがありますので難易度は非常に低いです。まあ、気晴らし程度にはなるかと思います。

 他のコンテンツですが、「D.C.画廊」があります。これは要するにCGをみれるコーナーですが、「White Season -stories-」で見たCGをみれるだけではなく、ゲストの方やユーザーから投稿があったCGも見る事が出来ます。そしてなにより素晴らしいのは、その場で壁紙に設定できます。これはかなり便利だと思いました。他のコンテンツとして、「うたまる絵描き歌」があります。これは言葉通りうたまるを書くための絵描き歌なのですが、歌っているのはあの「桃井はるこ」です。一つの電波ソングとして楽しめるのではないでしょうか。

 と、こんな感じで印象としては普通のファンディスクではないかと思います。とりあえずメインコンテンツである「White Season -stories-」がしっかりしていたので、私としては満足のいくものであったと思います。「D.C.〜ダ・カーポ〜」のキャラが気に入った人は、プレイしてみてハズレではないと思いますので、時間とお金に余裕があったらプレイしてみてはいかがでしょうか。


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